砂場

ブログ、これまでに何回作り直したかわからないレベルだけど、とりあえずようやく報告できそうな近況が現れたので再始動した。

(実際アカウントごと作り直したのは1回だけなので、すでにURLをお気に入りとかにしてくれてる人はありがとう)

 

突然だけど最近はプログラミングの勉強をしている。

ハッキリ言って自分に向いてるかどうかわからない。

恥ずかしながら高校の数学はⅠ・Aで引退したし、物理も化学もほとんど赤点に近かった。(地学は赤点である。) 

おかげさまで大学は法学部法律学科という典型的な文系コースを辿る結果となった。

はじめは芸術系の大学とか、外国語の学部にも興味があったけど、当時はなぜか法学部が自分の適正だと信じて疑わなかった。

あながち間違いではなかったけど、法律の勉強が毎日でも飽きないほど面白いかと言えばそうでもないし、半分は親に対する義務感で勉強していたような気がする。

かと言って4年前の自分には4年前の自分なりの確信とか希望とかそういったものがあったことは間違いないので、そこそこ良い選択だったと評価しておきたい。

 

そんな昔話は置いといて、近況についてもうちょっと具体的に書く。

今日からSunaba(砂場)という教育用のプログラミング言語を使って、テトリスの簡易版みたいなゲームを作っていく。

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そのためにこの本を買った。

というか、この本を買わなければ私くらいの初心者が独学でプログラムを作るのはまず無理だと思う。

少なくともSunabaを使ったプログラミングは難しいはずで、というのも、さっき言った通り教育用の言語なのでプロが使うみたいな記述ルールがあまり通用しないっぽい。

(言語自体は簡単らしいので本さえあれば無敵)

まだ第3章までしか作業できていないので具体例を出すこともできなくて申し訳ないけど、プロが書いたソースコードに「なかぎり」「消える?」みたいな全角かなとか漢字が登場することはたぶん無いと思う。

この本を買う前にHTMLの勉強を少しだけしてたけど、そのときに見たのは<div class=">とか$('#submit-btn')...とかいかにも小難しい英語の羅列ばかりだった。

なので、この本で勉強して本当に大丈夫なのだろうかという疑念はあったけど、いざ読んでみると結構おもしろくて、しかもわかりやすい。

作業なんか飛ばしてどんどん先を読みたくなる。

筆者の平山さんはあえて回りくどかったり、しつこいような説明をするけど、個人的にはそこが良いと思う。(本の中でもあえてそうしますと書いてあった)

学ぶ分野が何であれ初学者にとって一番良い先生は「大事なことなので3回言いました」を何度でもやってくれる先生であって、いくら説明に無駄がなくて与えられる課題が少なくて就業のチャイムに忠実でおまけに顔までかっこいい先生でも「それはさっき言いました」ではちょっと困る。

かといって暑苦しいほどの熱弁もかえって迷惑なのでこの本くらいがちょうどいい。

(暑苦しいほど熱弁している本があったら逆に読んでみたい気もする)

 

とりあえず一週間を目標に、計画的に進めていくつもりでいる。

全14章あるうち、今日は第1~3章分を作業し終えたので明日は第4~5章。

それでは計算が合わないように思えるけど、見た感じページ数が他より多めで難しそうなところは1章を1日に割り振ってみたのでスケジュール通りに進めば一週間ちょうどで終わる。

 

本の内容について、今日の分はわりと易しめだった。

Sunabaという言語がどういった目的で作られたか、これから何をすれば良いか、そもそもプログラムとは何か。みたいなことを教えてくれるのが第1章。

次の章でようやく作業開始。

黒い画面上に白や赤の点や四角を作る方法とか、それを上下左右に動かす方法とかが書いてあって、それらは全部数字を少し変えるだけで何とかなった。

また次の章ではその四角をもっと短い文章で作る方法について、初心者がいろいろと試行錯誤を繰り返しながら考え方を理解できるように工夫して書いてあった。

数学的センスが問われる感じがある。

特に第3章は繰り返しの繰り返しをどうして表現したらいいかということを実験→フィードバック→実験の手順でたくさんの例を挙げて書かれていたけど、いちいち理解するのがしんどかった。

どうせ間違っているのがわかっていることを、なぜ間違っているのが理解しようとするのは疲れる。

でもその頭を使う作業に必ず意味があるし、今はそうすべきだよとこの本が言うので、それを信じてわざと間違えてはいちいち理解している。

楽じゃないということは楽しくないとイコールではなくて、正直かなり楽しい。

何が楽しいかというと、意味が分からないことがわかった瞬間とか、苦労した成果がすぐに画面に現れることだと思う。

はじめて自分で打った文章が画面に四角として現れたときは嬉しかった。

こんな風な喜びに少なくともあと1週間は出会えるかと思うとわくわくする。

 

そういうわけで今日の作業はおしまい。

久し振りのブログなのでだいぶ長くなってしまった。

明日もがんばるぞ。